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留袖は買取できる?需要はある?
結婚式やフォーマルな席で着用する留袖。派手ではないぶん「これって売れるのかな…?」と疑問を持たれる方も多いですが、
留袖も着物専門店ではしっかり買取対象になります。
特に、黒留袖は格式が高く、中古市場でも需要ありです。
色留袖も訪問着の代わりとして使われるため、比較的動きやすいアイテムです。
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黒留袖・色留袖の違いと買取評価の差
黒留袖とは?
黒留袖は既婚女性の第一礼装。黒地+五つ紋+裾模様が特徴で、結婚式の母親・仲人などに着用されます。
査定では「作家物・手描き友禅・金彩加工」などが評価ポイントです。
色留袖とは?
色留袖は未婚既婚を問わず着用でき、色地+一つ〜五つ紋+裾模様という形式。
使い勝手が広く、再販向きであるため査定額が高めになることもあります。
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買取価格に影響するポイントは?
素材が正絹(絹100%)であること
有名作家や染織技法(友禅、加賀、金彩など)
落款や証紙、箱があると査定額アップ
家紋が一般的(丸に橘・丸に桔梗 など)で使いやすいこと
サイズが大きめ(裄65cm以上、身丈160cm以上)
逆に、「家紋が特殊」「サイズが小さい」「色あせやカビがある」などは価格が下がる要因に。
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留袖の買取価格例:実際どれくらいになる?
査定価格は着物の状態・素材・家紋・作家名などで大きく変わります。
以下はあくまで目安ですが、参考になる実例です。
留袖の種類 | 状態 | 買取価格の目安 |
---|---|---|
黒留袖(五つ紋・正絹・作家物・証紙あり) | 着用1回・非常に良好 | 10,000〜30,000円 |
色留袖(一つ紋・金彩・証紙付き) | 使用感少・しわ軽度 | 5,000〜15,000円 |
黒留袖(五つ紋・素材不明・家紋特殊) | 目立たない変色あり | 1,000〜5,000円 |
色留袖(サイズ小・証紙なし・ポリエステル) | 使用感あり | 買取不可または500円未満 |
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留袖を高く売るための3つのコツ
1. 帯や小物とセットで出す
黒留袖+袋帯+帯締め・帯揚げなど、「フルセット査定」が可能だと査定額アップの可能性大!
2. 畳み直してホコリ・しわを取る
見た目の印象はとても重要。簡単なお手入れだけで査定評価が変わることもあります。
3. 着物専門店に依頼する
リサイクルショップではなく、着物専門の買取業者に依頼することで正当な評価を受けやすいです。
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よくある疑問:こんな留袖でも売れる?
昔のサイズ(裄63cm以下)でも売れる?
→ 小さいと評価は下がりますが、素材としての価値あり
家紋がマイナーでも大丈夫?
→ 汎用性は下がりますが、金彩や作家物なら評価されることも
汚れがあると買取できない?
→ 目立つと厳しいですが、専門業者なら「訳あり価格」で買取可能なことも
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まとめ:留袖は格式のある着物。丁寧に査定してもらおう
黒留袖・色留袖は、使う場面が限られているからこそ、必要な人にはしっかりと価値がある着物です。
保管しているだけではもったいないので、
一度、専門の買取業者で無料査定を受けてみるのがおすすめです。
大切な礼装着物だからこそ、信頼できるプロに任せて、納得のいくかたちで手放しましょう。
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おすすめの振袖買取業者の選び方
留袖を納得価格で売るなら、以下のような業者を選びましょう。
着物専門の査定士が在籍
証紙・落款に対応してくれる業者
無料査定・キャンセル料なし
出張・宅配・持ち込みの買取方法が選べる
「バイセル」「福ちゃん」「ザ・ゴールド」など大手業者なら、留袖の取り扱い実績も豊富です。
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留袖買取におすすめの業者比較
以下は、留袖の買取実績が豊富な主要業者の比較表です。
業者名 | 対応エリア | 買取方法 | 留袖対応 | 特徴 |
---|---|---|---|---|
バイセル | 全国 | 出張・宅配・持込 | ◎(黒留袖・色留袖とも可) | スピード対応/女性査定士の指名可/高額着物に強い |
福ちゃん | 全国 | 出張・宅配・店頭 | ◎ | 幅広い査定実績/礼装着物や紋付きにも詳しい |
ザ・ゴールド | 全国(特に東日本に強い) | 出張・店頭 | ◎ | シニア世代に人気/丁寧な接客に定評あり |
たんす屋 | 店舗中心(東京・関西) | 店頭・宅配 | ◯(作家物・正絹中心) | 呉服屋直営/リメイク・販売ルートも豊富 |
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