古着の着物は売れる?
「昔の着物」「親のタンスにあった着物」「数十年前の振袖」──
これらはすべて「古着着物」に分類されます。
結論から言うと、古着の着物も、状態や素材によっては十分に買取対象です。
アンティーク着物や正絹の訪問着・振袖は、中古市場でも人気があります。
着物猫
「古着=価値なし」って思われがちだけど、それはもったいないニャ!素材や柄が良ければ再評価される時代なんだよ〜♪
価値がある古着着物の特徴
以下のような特徴があると、古着でも買取価格がつきやすいです:
正絹(しょうけん)素材で光沢がある
有名作家の落款あり/証紙付き
手描き友禅・金彩・絞りなどの伝統技法
古典柄や人気のアンティーク調デザイン
サイズが現代標準(身丈160cm前後、裄65cm以上)
保管状態が良くシミ・カビがない
古着着物の買取相場一覧(参考)
種類 | 状態・特徴 | 買取相場 |
---|---|---|
振袖(正絹/古典柄) | 美品/証紙あり | 5,000~30,000円 |
訪問着(昭和期) | 正絹/状態良好 | 3,000~15,000円 |
小紋・紬 | 正絹・手織り・風合いあり | 2,000~8,000円 |
ウール・ポリエステル着物 | 美品/デザイン良好 | 数百円~2,000円 |
シミ・変色・寸法小 | 再販困難 | 買取不可または素材用 |
買取不可 or 減額になりやすい古着の特徴
カビ・シミ・におい・変色が目立つ
サイズが極端に小さい(身丈155cm以下)
紋入りで使いまわしが効かない
家紋や柄が特殊すぎて需要がない
昭和モダン系でも色褪せ・劣化がひどい
着物猫
素材がよくても「売れる状態」じゃないと、評価はむずかしいニャ。でも“素材用”として買ってくれる業者もあるよ♪
古着着物を高く売るためのコツ
証紙・落款・反物の余りなどがあれば一緒に出す
軽くアイロン&たとう紙に入れて印象アップ
帯や小物とセットにして「コーディネート」で出す
着物専門の買取業者を選ぶ(一般リサイクル不可)
できれば春~秋の需要期に出す
まとめ:古着着物も、価値を見つけてもらえる時代に
30年、50年…昔の着物も、素材・柄・仕立てが良ければ今でも立派な価値があります。
「古いからダメ」ではなく、「きれいだから活かせる」「味があるから評価される」──
そんな時代です。
まずは一度、信頼できる着物専門の買取業者に見てもらいましょう。
着物猫
古着着物は“想い出”でもあり“資産”でもあるニャ!眠らせておくより、誰かの手に届く形にしてあげよう〜♪