銘仙(めいせん)ってどんな着物?
銘仙とは、明治末期~昭和初期にかけて、庶民の普段着として親しまれた着物。
軽くて華やか、色柄が独特でモダンなことから、近年“レトロファッション”として人気が再燃しています。
特徴:
絣調の色柄(矢羽根・抽象・幾何学など)
平織りの正絹で、柔らかく軽い
現代にはない大胆な色づかい
着物猫
銘仙の着物は買取できる?
はい、銘仙も着物専門の買取店でしっかり査定対象になります。
ただし、以下のような条件が重要になります。
買取で評価されやすい銘仙:
正絹であること(ポリ・綿混はNG)
シミや破れがない
色柄が鮮明で希少(矢羽根、アールデコ風など)
裄や身丈が現代サイズ(裄64cm以上)である
買取が難しい銘仙:
汚れ・カビ・虫食いがある
サイズが極端に小さい(戦前の子供サイズなど)
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銘仙の買取価格の目安(状態別)
銘仙の状態・特徴 | 買取相場 |
---|---|
正絹・希少柄・保存良好(ほぼ未使用) | 3,000〜8,000円 |
正絹・使用感あり・矢羽根柄など定番柄 | 1,000〜3,000円 |
経年劣化あり・破れや変色がある | ~500円または買取不可 |
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銘仙を高く売るためのコツ
畳み直してホコリを落とす(見た目の印象UP)
タグ・証紙が残っていれば一緒に出す
帯・羽織などと「銘仙セット」としてまとめて査定依頼
着物専門の買取店に依頼(リサイクルショップはNG)
「昭和レトロ一式」で出すと印象が良く、評価されやすいです。
よくある質問と注意点
Q. 柄が派手すぎるんだけど売れる?
→ むしろ派手さが「銘仙らしさ」。珍しいほど好まれます。
Q. サイズがかなり小さいんだけど…
→ 小さいと着用向きではありませんが、リメイク用素材としての需要あり。
Q. 裏地が黄ばんでいるけど査定に出して大丈夫?
→ 表地が綺麗なら問題なし。破れていなければ素材評価されることも。
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まとめ:銘仙は“古くても可愛い”が武器になる
銘仙はその独特のデザインと時代背景で、いま改めて人気が高まっている着物です。
状態やサイズによって査定額は変動しますが、レトロ柄の魅力は現代でも価値あり。
リメイク・アンティーク着物ファンなど、欲しい人は必ずいます。
まずは、気軽に査定に出してみましょう!
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